【推薦本】戦略と実行


戦略は実行されなければ意味がないものです。

経営と現場はどうしても考える視点・視座・視野がまったく異なりますので、乖離しやすいものです。

ところが、実際には現場の方が有益な情報を持っていることも多いものです。

本書は、実行を中心に、かつ、組織内コミュニケーションに比重を置いています。

考えなしに走り出すことを嫌う人もいますが、走りながらでなければ見えてこないこともたくさんあります。

結局はコミュニケーションを密にできるまでやるしかないのです。

ここ数年、地方創生を受けて自治体でも戦略の重要性が指摘されています。戦略も大切ですが、実行されないもの、現場と乖離したもの、住民にとってのアウトカムに繋がらないものでは何の意味もありません。

企業だけでなく、自治体職員にとっても参考になる部分はあるかもしれません。