名著であり、困難な仕事・状況に立ち向かう時に、常に拠り所になる本です。
本当に必要な解決は常に困難であり、困難なことはハシゴを外されやすい、反発を生じやすいものです。
反発を生みださないためにどうしたらよいのか、そのようなことが書かれています。
リーダーシップとは権威ある人が発揮するものではない。
問題を認識した人が発揮すべきものである。
問題には「技術的な問題」と「適応が必要な問題」の2種類が存在する。
外科的治療が「技術的な問題」、体質改善が「適応が必要な問題」と言えます。
この「適応が必要な問題」を、どうやって解決していくのか、事例から読み解いていきます。
組織の変革活動や新しい取り組みを導入しようとするときに、なぜ反対する人がいるのか、反対をコントロールすることはできないのか、そのようなことに悩んでいる方は、ぜひ手にとっていただきたい本です。