【推薦本】生き残る判断 生き残れない行動
9.11テロを中心に、災害時に生き残った人の行動や思考を、膨大な取材からまとめた本です。 タイトルからは想像もできないほど、しっかりと心理学に根ざし、災害行動はもちろん、企業での緊急時対応、あるいは飛躍するならば企業経営...
9.11テロを中心に、災害時に生き残った人の行動や思考を、膨大な取材からまとめた本です。 タイトルからは想像もできないほど、しっかりと心理学に根ざし、災害行動はもちろん、企業での緊急時対応、あるいは飛躍するならば企業経営...
戦略は実行されなければ意味がないものです。 経営と現場はどうしても考える視点・視座・視野がまったく異なりますので、乖離しやすいものです。 ところが、実際には現場の方が有益な情報を持っていることも多いものです。 本書は、実...
マーケティング・コンサルタントによる本ですが、ブランドの本だと考えた方が理解がスムーズだと思います。 それは本書が、独自性や差別化について深く扱っているからです。 広報の現場担当者だったときに、懇意にしていた日経の記者か...
自分のことはどうしても客観視できないものです。 先日参加した動画制作会社のセミナーで、興味深いことがありました。 「社員を活かして動画をつくれば活性化します。できるだけ内製化して動画をつくりましょう」という内容。 ひとと...
書名のとおり、技術者向けに、マーケティングってどのようなものなのかを、実践的な方法論をベースにまとめている内容です。 技術者に響きやすいように、顧客が抱えている「不」の解決からアプローチして、価値を見出していく方法は、非...
日本におけるCIの第一人者であるPAOSの中西元男氏の本です。 ご本人が手がけられた数々の事例が、成功談ばかりではなく紹介されています。 記載されている事例からは置かれている環境の分析がやや足りないのではないか?という気...
定量調査等を通じた分析的アプローチによる問題解決ではなく、行動観察などの定性調査を通じた創造的アプローチによる、市場を見つけ出す・創り出す方法論をまとめた本です。 実は、創造型アプローチによる実践的方法論は、『実践 創造...
すでに30年近く前の本ですが、まったく古びることがありません。 日本では、「CI」が1980年代にブームになりましたが、「VI」に大きく偏って拡がってしまいました。 VIも大事な要素ですが、CIは、以下の3つで構成される...
「ビジョナリー・カンパニー」シリーズの4冊目で、今回の内容は、10X型(10倍以上)の成果を出した企業の特徴を分析しています。 10X型企業は、次の3つの基準をクリアするものとし、歴史的事例から探しています。 15年以上...
コーポレート・コミュニケーション分野でも非常に参考になります。 たとえば「トランザクティブ・メモリー」。 著者の入山氏はこれについて以下のようにまとめています。 「近年の組織学習研究においてきわめて重要な考え方となってい...